【サービス業】命切り売り

私は大卒後に就職したサービス業とは全く違う職種・パートで
働いています。

私のすぐ後に私と同じ業界の子が私の会社に入ってきたんですね。
なので、先日前職の先輩がテレビで引き立て役にされて
いたという話をしたんです。

その子が言ったんですよね。
「その先輩、命切り売りしてました？」と。私の答えはイエスです。

先輩が働く姿を見て、本当に忙しそうでプライベートも仕事の
こと考えなくてはいけなくて。当時を思い出しました。

給料が高ければ、それなりにもらえればいいと思います。
でもびっくりするほど少ないんです。利益率が恐ろしく低いので
大量に数をこなさないといけない。そうなると残業の嵐。今も
昔もそれは変わらないんです。

私のいた業界はイメージがよく、大学生に人気です。

サービス業って自分も利用するから大学生に身近なんですよね。

あるとき、ラジオを聞いていた時に東大出身・社会学者の宮台真司さんが
東大生はよく調べもせずに知っているサービス業に就職して消耗するという
話をしていたんです。

東大生ですらそうなの？！
と、びっくり。そりゃ、私も間違いを犯しますね。

でも、先日ちょっとだけ前職の仕事内容をプライベートでしたんですね。
そうなるとやっぱり楽しいんですよね。好きなんです。その仕事が。
だけど労力とお金が見合わない。今の職場の利益率と効率を考えると
今の職場にいて前職のサービスを受けるのが正解と言わざるを得ない。

好きでも仕事となると違いますよね。
文系女子の仕事となるとサービス業か営業か。今は事務が少なくなって
きていますからね。この選択肢、子供たちが就職するころには変わって
いるでしょうか・・・。